パーマとカラー同時できる髪質改善トリートメント

パーマとカラー同時に髪質改善 くせ毛/髪質改善/縮毛矯正/カラー/カット
Perm and color Ultima

髪質改善トリートメントをしながらパーマとカラーの同時に行いました。髪質改善トリートメントのブランドはアルテマ、カラー薬剤はアルテマリトーノカラー、パーマ1液はナプラケアテクト(CYS)システィン使用、2液は加水でアフターカットとても良い仕上がりでした。

  • 髪質改善トリートメント:アルテマ
  • パーマ液:ナプラ ケアテクトCYS
  • カラー剤:アルテマリトーノ/ミルボンアディクシー
毛髪診断ヘア履歴
お客さま:80代女性ベリーショートから伸ばし中パーマとカラーを継続
エイジング毛:Top細毛/サイドネープしっかりパーマカラー同時施術歴
毛流強め毛流強めのためシスティンつけ巻き

パーマとカラー同じ日に白髪ぼかし80代のショートヘア

80代女性ショートボブに伸ばす過程のスタイル仕上がり画像
Perm and color001

上記の画像は80代女性パーマとヘアカラーを同じ日に施術し、軽めに髪質改善トリートメントを行った仕上がり画像です。今回は以前の白髪染めからグレージュ系に白髪ぼかし、パーマはシスティン使用、カラーはアルテマリトーノカラーとミルボンアディクシーを使用しています。

髪質思考と判断
軟毛/細毛/エイジング毛ハリとコシ艶が欲しいところです。
ややセンターパートの毛流が強く割れてしまう右より左へキャップスタイル
耳下まで伸ばしレイヤーボブスタイルへリップラインがより似合いそう
やや前下がりで後頭部を高めに設定ネープを絞り若々しさを

いつものパーマカラー同時施術に髪質改善トリートメントを

80代女性の頭頂部Before画像

Before:頭頂部からの画像

80代女性の右サイドのBefore画像

Before:右サイドからの画像

プレシャンプー後に前処理トリートメントのケラチンなどのタンパク質を塗布後、システィンのつけ巻きその後、パーマ二液にOX、中間処理のトリートメントを流さず白髪ボカシONカラーの工程でアフターカット、各処理工程で必要なトリートメントを使用しての施術となります。

パーマと白髪ぼかしカラー髪質改善トリートメント工程
  • プレシャンプー約10分
    アミノ酸系シャンプーで洗う

    前処理トリートメント流さずセット面へ

  • ドライして更に約10分
    ケラチンやCMCを塗布

    よく揉みこんでドライ

  • システィンパーマ約15分
    システィンパーマのつけ巻きワインディング

    中間トリートメント塗布

    2液OX=約5分

    流さずにONカラー

  • カラー剤塗布
    カラー剤にトリートメント使用

    塗布から放置30分

    チェック後、残液にトリートメント

    毛先になじませる

  • 乳化処理とシャンプー
    カラー剤/トリートメントで乳化しアミノ酸シャンプー

    良く乳化してカラー薬剤を浮かせトリートメントも同時に

    ダメージの要因で残留アルカリが残らないよう

    それに伴うトリートメント剤でしっかり乳化浸透させ、シャンプーします。

  • チェンジリンス
    髪質改善トリートメントでチェンジリンス

    チェンジリンスで流さずセット面へ移動

  • トリートメントカット
    トリートメントをより浸透させるべくそのままカット

    アフター処理剤を付けてそのままカット&ブロー

  • カットスタイル
    前下がりのグラディーションレイヤーボブ

    お客さまはリップライン耳下まで伸ばされる予定

    クラウンから下、ネープや襟足が重いため、絞るよう襟足に沿うようなカットをすることで清潔さや若々しさが保てます。

  • ブロードライ
    酸熱トリートメントの定着する熱処理はブローでしっかり水抜きブロー

    しっかり熱をあて水分が残らない様ブロードライで整えます。

カットしながらコーミングでトリートメントを浸透させる

髪質改善トリートメントでカットのコーミングでよりトリートメントの浸透性が高まります。

カットでワンパネルワンパネルコーミングを加えることにより髪の成分トリートメントをよりまんべんなく浸透させていきます。

パーマと白髪ぼかしカラーはグレージュ:2時間30分の仕上がり

Sさんの仕上がり画像
Perm and color treatment

リタッチカラー薬剤

アルテマリトーノカラーミルボンアディクシー
2GB スモーキートパーズ13レベル

毛先のカラー剤

アルテマリトーノカラーリタッチの残液
クリア少量

パーマとカラー Q&A

パーマとカラーはどっちが先ですか?

Mianhair_Maa
Mianhair_Maa

パーマが先です。
理由はカラーを先にするとパーマの薬液で色素が薄くないます。又は、色むらの要因ですね。
パーマで形を付けた後にカラーリングすると狙った色も再現できます。
また、カラー2剤の過酸化水素でパーマの定着も良くしてくれます。

しかし、薬剤の作用をよく理解している美容師に限られます!
又、薬剤使用中の前処理、中間処理、後処理が必須で髪の状態を整えます。

Mianhair_Maa
Mianhair_Maa

また、お客さまの毛髪状況やカラー履歴により異なります。
自己処理でセルフカラーや他店でのヘア薬剤履歴を担当美容師に伝えましょう。

パーマとカラーは一緒にできるの?

Mianhair_Maa
Mianhair_Maa

パーマとカラーは一緒にできます。
しかし、条件があります。ダメージレスで行う場合、前処理/中間処理/後処理のトリートメントは必須です。

ですから一日で同時にパーマとカラーはできますが、パーマが先でショートヘアやロングの長さ、求める終着点、お客様の優先順位で異なってきます。

よく、毛髪のコントロールや薬剤知識、経験値の多いベテラン美容師が推奨されます。

パーマとカラーどっちが傷みますか?

Mianhair_Maa
Mianhair_Maa

パーマとカラーではどちらもダメージはあります。

しかし、施術の方法や美容師の判断で左右されます。

このページの冒頭にあるように髪質改善トリートメントを施術に入れることにより施術前より髪質が元気になる事があります。

ただし、薬液処理にミスが無い事が前提です。
信頼のおける美容師に頼みましょう。

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